こんにちは。とりのこです。
私事ではありますが、2020年4月19日(日)に待望の次男が誕生しました。
大変な世の中の中、無事出産することが出来、妻、産まれてきたきた次男、良い子でお留守番していた長男をはじめとした私の大切な家族、そして私の母、応援して下さった妻のご両親、医療関係者の方々には大変感謝しています。
さて、昨年8月に妊娠が判明してから、我が家の中でも世の中でも、色々な事件がありました。
特に今年頭から今や全世界的な広がりを見せている、新型コロナウイルスによる騒動の影響があります。
そんな最中に妊娠をしていた妻を持つ私としては、細心の注意を払ってきました。
コロナの影響は、この記事を読んで下さっている方にも感じていると思いますが、出産を控えていた我が家にも、当然影響がありました。
そのコロナ騒動の中、出産をするとき、出産した後どのようなことがあり、どのような影響があったのか書いていきたいと思います。
2020年4月19日次男誕生
冒頭にも書きましたが、2020年4月19日(日)のAM4:00に次男が誕生しました。
長男が今4歳なので、約4年ぶりの新たな家族ですね。
2人目の子はずっと欲しかったので、妊娠が判明した時は凄く嬉しく、妻と共に喜んだことを覚えています。
妊娠してから出産までは、長いような短いような、何とも言えない時間感覚だったと思います。
妊娠確定後、妻の身体に色々な不調が出てきて非常に大変でした。
切迫流産と診断され1か月仕事を休むことになったり、つわりが酷かったり、さらに切迫早産と診断され1か月仕事を休んだり、色々ありました。
そんな困難を乗り越えての出産だったため、母子ともに健康で出産出来たことは非常に嬉しく思っています。
新型コロナウイルス関連の影響
4月7日に日本政府から7都府県に緊急事態宣言を発令し、前代未聞の事態となっているのはご存じだと思います。
その影響は、出産を控えていた我が家にも降りかかってきました。

実家の補助をキャンセル
当初は、妻の母が出産前後で我が家のことを手伝ってくれることにしていました。
しかし、緊急事態宣言が発令されたことにより、キャンセルしてもらいました。
キャンセルの理由は、妻の実家が遠方にあり、我が家がある愛知県に来るためには新幹線を使う必要があります。
新幹線を使う時、どうしても緊急事態宣言が発令された都市で乗り換えをしなければなりません。
新幹線を使って乗り換えした時に感染してしまうことが怖くて、諦めざるを得ないと結論に至りました。
実は違うルートで来ることは出来なくもなかったのですが、倍以上の時間が必要となり現実的ではありません。
そのため、出産後の大きな戦力を失うことになりました。
病院のコロナ対策
出産の1週間前に(4月上旬)分娩予定している病院のHPを見ると、コロナの対策のページが更新されていました。
中を見てみると以下の内容が書かれていました。
- 面会禁止
- 立ち会い分娩中止
全入院患者面会禁止と案内が出ていました。
正確には面会は条件付きで可能だったのですが、小学生以下は不可となっていました。
当然入院しても4歳の長男は面会出来ないことになります。
また、出産予定の病院では、4月20日(月)から立ち会い分娩を中止するとのことでした。
私は立ち会い分娩を希望していました。
微力ながら立ち会いをして妻のサポート、励ましをしたかったのです。
予定日が4月20日より後だったため、お腹の中の赤ちゃんに「もうちょっと早く生まれてきていいんだよー」って話しかけたりしました(笑)。
願いが通ったのか、運が良かったのか、中止になる前に陣痛が始まったので無事立ち会い出来ました。
次の項目から陣痛が始まってからの経緯を書き残していきます。
4月18日(土)
4月18日に陣痛が始まり、19日早朝に次男が誕生しました。
私の備忘録的な意味もあるので、興味がなければ読み飛ばしてもらっても良いかもしれません。
しかし、一つの経験談として何かしら役に立てれば良いのかなと思います。
14時頃 陣痛開始
家族3人で昼食を取り終えてしばらくしてから、妻が「陣痛かも」と言ってきました。
しばらくすると大体30分間隔くらいで痛みがくるようになりました。
そこで、私の母に連絡して家に来てもらうようにしました。
※私の実家は、私の自宅から片道1時間ほどでの距離にあります。
私は出産の立ち会いを希望していました。
そのため、私が出産の立ち会いをしている間、母に息子の面倒を見てもらうことにしていました。
母は準備も含めて連絡から2時間くらいで来てくれました。
息子は普段から祖母(私の母)が大好きだったので、喜んでくれました。
20:30頃長男就寝
私の母が家に来てくれてから、妻の陣痛の間隔が徐々に短くなってきました。
しかし入院する程度までは至らなかったので、4人で夕食を済ませ、お風呂に入ることが出来ました。
そして、普段は21時頃に息子を寝かしつけるのですが、少し早めの20:30頃に息子を寝かしつけました。
息子はすぐ寝てくれました。
息子が寝てくれていれば、私の母が寝かしつけをする必要も無くなるため、陣痛のタイミングも良かったと思います。
息子が起きている間にママとパパが出かけて行ってしまったら、大騒ぎになってしまっていただろうことは容易に想像できます。
次男君はホント空気を読んでくれる子でした(笑)。
21:30頃入院
息子の寝かしつけ後、痛みの間隔がいよいよ短くなってきたため、妻は病院へ連絡しました。
その電話で、立ち会いや面会のことを聞いてショックを受けます。
HPで公開されていた情報しか知らなかったので詳細を聞いたのですが、やはり面会は駄目だとのことでした。
しかし気を取り直し、私の母と息子を家に残して私と妻は病院へ向かいました。
21:30頃病院に到着し、産婦人科病棟内の陣痛室へ通されました。
長男を出産した時は、妻の実家で里帰り出産をしており、今回とは違う病院でした。
今回の病院では助産師さんがとても優しく、陣痛の逃がし方を丁寧に教えてくれました。
助産師さんに、腰のどのあたりをどのようにさすってやると良いかってことを教えてくれ、実践することが出来ました。
そのため、妻は前回より楽だったみたいです。
4月19日(日)
出産の立ち会いを経験したことがある人は分かると思いますが、陣痛室には子宮口が全開になるまでいることになります。
子宮口が全開になる前にいきんでしまうと、赤ちゃんが苦しんでしまうためです。
陣痛室にいる間に日付が変わって、いよいよ分娩室へ行くことになります。
2:50分娩室へ
分娩室へ行ってからは、いよいよいきんで赤ちゃんを産むことになります。
長男出産のときは分娩が始まってからもなかなか出てこず、中々大変だったことを覚えています。
検診のとき、次男君は頭が大きいから産むとき大変かもしれないと言われていたため、前回のことが頭をよぎりました。
しかし、今回は前回ほど長くはかからず出産することが出来ました。
分娩室に入ってから私がしたことは、妻へ水分補給をすることと、励ますことでした。
4:00誕生

午前4:00ちょうどに次男が無事産まれてきました。
産まれて赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたときには、とても感動しました。
新たな命が誕生する瞬間っていうのは、何事にも代えがたい感動を与えてくれます。
私は立ち会いした者の特権で、産まれたての赤ちゃんの写真を撮りまくりました(笑)
その後、赤ちゃんは色々検査を受け、妻の術後の処置が終わり、初めての授乳をしました。
何と、初めての授乳なのに上手に飲んでいました。
長男のときはなかなか上手く飲んでくれず、妻が落ち込んでいたのに驚きです。
授乳が終わって、妻は病室へ移動しました。
6:00夫帰宅
気が付いたらAM6:00くらいになっていました。
私は家に帰り、既に起きていた母に報告し、良い子で寝ていた長男の元へ行きました。
さすがに徹夜だったので、眠たく、息子の隣で少し寝ました。
息子が起きてから、「お兄ちゃんになったんだよ」って言いましたが、なんだかよく分かってない様子でしたね。
14:00病院へ
昼を過ぎてから長男と母と一緒に病院に行くことにしました。
翌日(20日)から面会禁止となってしまうので、今日行かなければ面会出来なくなってしまいます。
ただ、当日も禁止ではなかったのですが制限があり、長男は面会出来ない状況でした。
面会規制
コロナの影響で、病院全体として面会制限がありました。
小学生以下は面会出来ないという状況でした。
当然、4歳である長男はママに会うことが出来なかったのです。
長男は面会出来ない
長男は赤ちゃんはもちろん、ママとも会うことが出来ないため、病院に来ることは逆効果なのではないかと思いましたが、少しでも安心させたいと思い連れて行きました。
私と私の母と長男と3人で病院に入り、まずは妻がいる病棟の手前の食堂スペースに行きました。
私の母に食堂スペースで長男の面倒を見てもらい、最初に私が妻の元に面会に行きました。
私は妻に頼まれていた荷物を渡し、何時間ぶりかに次男に会ってニヤニヤ(笑)しました。
そこで妻と相談し、長男の顔だけでも見れないか交渉してみることにしました。
実は妻がいる病棟に入るにはインターホン付きのドアから入る必要があります。
インターホンで「誰々の家族です」と言って許可されたらようやく入ることが出来ます。
部外者を入れるわけにはいかないので当然ですよね。
私の面会が終わり、次は私の母が面会に行きました。
ママとはガラス越しで面会
私の母の面会が終わり、しばらくしてから妻が病棟の入り口付近まで来てくれました。
ドアのガラス越しではありますが、長男と妻と久しぶりに顔を合わせます。
しかしこの時が終わったら、退院まで顔を合わすことが出来ません。
妻は泣いていました。
正直私も泣きそうになっていましたがグッと我慢。
15:00母帰宅・ワンオペ開始
病院を出てその足で母を駅まで送っていきました。
一晩中長男を見守ってくれて母には感謝しています。
母と別れた後は、私と長男二人きりで数日間を過ごさなければなりません。
いわゆるワンオペ生活です。
以前、引越し当日に妻がインフルにかかりと突然ワンオペが始まった経験に比べれば大したことないだろうと、たかをくくっていました。
19:00長男がママを迎えに行くと暴れる
ワンオペ生活は特に問題なく、夕食を済ませるまで順調にいきました。
その後、息子が爆発してしまいます。
息子が急にママのことを思い出したようで、以下のようなやり取りが起こりました。
息子「ママ迎えに行こうよー」
私 「ママ入院中だから無理だよー」
息子「嫌だ!迎えに行くー!!」
私 「だから無理だって!」
息子「嫌だー!泣 迎えにいぐー!!!泣」
私 「だから・・・泣」
これが無限ループと思うくらい2~30分続きました。
もう何を言っても、言い方を変えても、真剣に言ってもダメで、ものすごく説得が大変でした。
「明日になったら会いに行けるよ」、とも言えなくて悲しくなりました。
そんなやり取りをしながら、何とか収まってくれました。
しかし、大変すぎてどうやって収まったのか覚えていません。
多分何かで気を紛らわしたんじゃないかと思います。
息子は、ママが仕事だと思っていたのか、病院に入院することを理解してなかったのか、ただママに会いたくて感情的になっていただけなのか、はっきりとは分かりません。
息子もまだ4歳ですから、息子からしたら急にママがいなくなっちゃったことに心が追い付いていなかったんじゃないかと思います。
21:00息子ようやく就寝
ワンオペ生活最大の山場を乗り越え、21:00に、私と息子二人で就寝につきました。
普段はママと寝る息子ですが、パパと寝ることになっても何も文句言いませんでした。
ママはまだ帰ってこないってことを理解してくれたんだと思います。
諦めただけかもしれませんが。
本当は息子が寝たのを見守って、家事をしようとしましたが、息子と一緒に寝落ちしてしまいました。
まとめ
ただでさえ心配事が色々ある妊娠・出産なのですが、コロナの影響でさらに心配事が増えてしまうことになりました。
コロナの影響で、妻の母の手助けを受けられなくなり、入院中の妻に面会することが出来なくなりました。
ただ、これらの影響で出来なくなったことを嘆くだけではなく、別の対策を考えることも重要だと思いました。
例えば、妻の母の手助けが受けられないので、私の母に助けを予定より多めに来てもらうことにしました。
家のこと(家事)は元々私が出来るので問題ありません。
また、面会出来ないということは、私が長男を一人占め出来るんだ、と思うようにしました(笑)。
いつ収束するか分からないコロナの影響ですが、この中で誕生してくれた新たな命。
この新たな命が誕生するためには、様々な人の協力があってこそだと思っています。
様々な人への感謝の気持ちを忘れずに、新しい家族を迎えたいと思います。
さあ、これで私も2児の父だ!!

※私がサービスエンジニアとして約15年働いてきた経験と、3回の転職経験をまとめたブログを作りました。
転職に特化した内容となっております。こちらもぜひご覧ください
※本記事がテレラボさんに紹介されました!
↓ぜひご一読を
https://tele-labo.jp/article/6491