こんにちは。とりのこです。
今回は共働きで意識することということで書いていきたいと思います。
ネットニュースを読んでいると、「ごみ捨てしてるから家事してるぜ!」と本気で言っている夫が存在するという話があります。
「家事を手伝ってるんだから感謝ぐらいしてほしい」と思っている夫が多いみたいです。
これは間違ってなさそうですが、私は違うと思います。
近年共働き世帯は片働き世帯の2倍以上となっています(※)。
※↓参考 共働きの世帯年収について(我が家の世帯年収も)
https://torinokodad.com/nenshuu/
現代は共働き世帯が当たり前となっているため、夫婦で協力して家事育児をしていくことが大事だと思っています。
私はどちらかと言えば家事や育児に参加しているほうだと思っています。
妻からも「特に大きな不満はない」「友達と話してて、皆は自分の旦那の愚痴を言うんだけど、私は愚痴を言うことが思いつかない」なんて嬉しいこと言われてます。
妻はおだててるだけな気もしますが、実際妻がダウンしても生活を維持出来ます(※)。
※↓参考 妻がインフルで一週間ダウンした時の話(実話)
https://torinokodad.com/oneope/
そんな私が、共働き世帯で意識すべきことを偉そうに(!)語ってみたいと思います。
- 家事は手伝ってはいけない
- 親世代とは時代が違う
- 家事に完璧は求めないこと!
- 相手を思いやる気持ちが大事
円満な家庭生活を送るためには、この4点は意識しておいたほうが良いと思います。
これ以降一つずつ詳しく解説します。
家事は手伝ってはいけない

家事は手伝ってはいけません!
は?
って思った旦那さんは、多分奥さんから不満持たれてると思います。
この理由を2点解説します。
- 家事は手伝うのではなく、して当たり前のこと!
- 妻が家事をすることが当たり前だと考えている
この2点は結構重要だと思っていて、共働き世帯を円満に過ごすためには、やめなければならない考え方だと思っています。
家事は手伝うのではなく、して当たり前のこと!
もし夫側が、「手伝うからー」とか、「手伝ってあげてる」って言っていたら辞めたほうが良いと思います。
妻からしたら「手伝うって何?」「何で私がするのが当たり前なの?」と捉えられています。
家事を「手伝う」ということは、自分が主になって家事をするのではなく、相手がするのが当たり前で自分は補助的な役割をしているだけだと言っているのと同じです。
私としては、家事は自分からするのが当たり前だと思っています。
というか同じ家に住んで生活しているんですから当然です!言い切っちゃいます。
「手伝う」って言ってしまうと、どうしても相手任せになってしまう気がします。
これを読んでくれた方は、ぜひ「手伝う」と言わないようにしましょう!
妻が家事をメインですることが当たり前だと考えている
これは推測になるのですが、共働きであっても妻がメインで家事をするのが当たり前だと思っている人が多いような気がします。
これは年収の差や労働時間の差などがあって完全に半々にするのは難しいかもしれませんが、私はこの考えはよろしくないと思います。
同じ家で暮らしている家族なのですから、協力し合って家庭を築いていくのは当たり前だと思います。
前の項目と同じ考え方ですね。
親世代とは時代が違う
2つ目は、「親世代とは時代が違う」です。
このブログは共働きしている方宛に書いていることが多いので、私と同年代の読者が多いという前提で書いていきます。
私は1985年(昭和60年)生まれの34歳です(2020年4月現在)。
昭和生まれですが、ほとんど平成の時代を生きてきました。
私の両親は昭和30年代生まれで、昭和育ちです。
2~30年は生きている時代が違うので、親世代と環境も考え方も違って当たり前だと思います。
私が思う大切な考え方は以下の通りです。
- 親世代は、片働き、専業主婦が普通だった
- 今は「昭和」でもなく「平成」でもなく「令和」である
- 家庭は家族みんなで作るもの
それでは一つずつ解説していきます。
親世代は、片働き、専業主婦が普通だった
まず下のグラフを見てもらいたいです。
専業主婦世帯と共働き世帯 1980年~2019年

独立行政法人労働政策研究・研修機構 より https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html
グラフを見ると、90年を過ぎたあたりで共働き世帯数と片働き世帯数が同じくらいになっていることが分かります。
ちょうどこの1990年前後に生まれた人は、2020年現在では2~30代の世代となっています。
平成が始まったころ、つまり私を含めて今の子育て世帯が生まれたころから共働き世帯のほうが多くなってきたわけです。
このグラフでは1980年以前のデータはありませんが、自分の親世代は片働き世帯のほうが当たり前だったというのは容易に想像できると思います。
その一方2019年を見ると、共働き世帯は片働き世帯の倍以上となり、共働き世帯のほうが圧倒的に多いということが分かります。
今は「昭和」でもなく「平成」でもなく「令和」である
私の親世代は「昭和」の時代で育ちました。
私は「平成」の時代で育ちました。
子供は「令和」の時代で育っていきます。
今の子育て世代は、「昭和」の時代に育った親に育てられています。
育ったっていう単語が多くて混乱しそうですね(笑)
つまり言いたいのは、2つも前の元号の考え方・常識は、今の時代通用しないということです。
昭和から平成になった時(1989年)には、スマホはもちろん無く、携帯電話もほとんど普及してなかったです。インターネットなんて一般庶民は聞いたことも無かったと思います。
そんな時代の常識と今の常識が同じなんて思えないですよね。
今は「令和」です!
家庭は家族みんなで作るもの
私たちの親世代は、父親が大黒柱として稼いできて、母親が家で専業主婦として家庭を守る。
みたいなことが常識だったと思います。
ただ、一つ前の項目でも書きましたが、親世代と我々は生きている時代が違います。
その親世代の常識を引きずっている人は、時代が違うということを認識してもらって、その古い常識は捨ててもらいたいです。
共働きが世の中の標準となっている現代では、夫婦ともに稼いできて、夫婦ともに家庭を守っていくという考え方が必要になってくると思います。
これは夫側だけでも、妻側だけでもダメで、夫婦ともに意識すべきじゃないかなと思います。
家事に完璧を求めないこと!
3つ目は、「完璧を求めないこと」です。
共働き、特に2人ともフルタイムで働いている場合、とにかく時間が無く忙しいと感じている家庭が多いと思います。
毎日が忙しいし、疲れているのに家事まで完璧にしようと思ったら、とても大変です。
以下でこの考え方の解説をしていきます。
100点満点取ろうとしたら続かない
共働きをしていると、仕事・家事・保育園への送迎・育児全てしなければなりません。
この忙しい中で家事を毎日完璧にしようと思ったら絶対パンクします。
私は、家事は100点満点ではなく、60点くらいを続ければ良いと思っています。
たとえ60点でも生活が崩壊することはありません。
我が家では無理せず、部屋の掃除も、ご飯も手を抜いてたりします。
ですが子供が生まれてから4年間、生活は崩壊していません。
特に大事なのは、妻(夫)に100点満点を求めてはいけないということです。
自分自身この考え方で助かっている場面が良くあります。
辛いときは無理しない(させない)でOK
共働き世帯は毎日が忙しくて大変です。
辛いときは無理しないでサボっちゃえば良いと思っています。
例えば、
- 毎日掃除機をかけるのをやめる
- 外食をする
- その日できなかった家事は翌日にまわす
こんな感じで、ゆるっとした感じで毎日過ごしています(笑)
私はよく言っていますが、妻(夫)相手に「無理しなくていいよ」とか「明日でいいよ」とか声をかけてあげると喜ばれます。
打算的な意味はなくて、自分もしんどいから妻もしんどいだろうと思ってのことです。
相手を思いやる気持ちが大事
最後4つ目は、相手を思いやる気持ちが大事ということです。
これは毎日一緒に過ごしていたら薄れがちだと思います。私もそうです。
ただ、結構重要だと思っています。
共働きをしていると、自分も疲れていますが、相手も疲れています。
「お疲れ様」「疲れてたら無理しなくていいよ」と何気ない一言で良いので声をかけてあげると喜んでくれます(多分)。
熟年離婚なんてしたくないでしょ?
私の妻は、結構言いたいことをズバズバ言ってくるタイプです。
そのため時々イラっとしますが(内緒)、分かりやすくて助かります。そういうところも好きになって結婚したんですけどね(笑)。
のろ気話はここまでにして、世の中の奥さんが全員私の妻のようにズバズバ言ってくるわけではないと思います。
普段は不満も何も言わないので良いと思っていても、心の中に不満を溜め込んでいるだけかもしれません。
何十年後かに、子供が独り立ちして、さあ夫婦の時間だー!ってなった時に、離婚届をたたきつけられる!
ってことになるかもしれません。
妻(夫)への思いやりは薄れがちになりそうですが、忘れないようにしましょう!
まとめ

色々と書いてきましたが、共働き世帯が意識すべきこと4選をおさらいします。
- 家事は手伝ってはいけない
- 親世代とは時代が違う
- 家事に完璧は求めないこと!
- 相手を思いやる気持ちが大事
この項目は全て大切なことだと思っています。
ただこの中で妻に「家事してくれない」と言われてしまう人が、特に意識すべきことは、
「家事は手伝ってはいけない」と「家事に完璧は求めないこと!」です。
この2つを選ぶ理由は、家事は自分が、という考え方に変えないと一生妻に認めてもらえないであろうからです。
ただいきなり完璧にしようとしたら続かないので、60点くらいで続けていくことが大事だと思います。
偉そうに語ってみましたが、そういう私も、いまだに妻に怒られることあります(笑)。
自分もまだまだ修行が足りないですが、少しずつ点数を上げていけたらいいと思っています。
読んでいただきありがとうございました!
※私がサービスエンジニアとして約15年働いてきた経験と、3回の転職経験をまとめたブログを作りました。
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https://tele-labo.jp/article/6491